秋田産 ル・レクチェ 2.5kg
洋梨の女王といえばル・レクチェです。
舌触りはなめらかで、多汁です。
ラ・フランスとは違う独特の芳香があり、濃厚な甘みと適度な酸が余韻として残ります。
食べごろは11月末から12月にかけて訪れます。(玄関先など涼しく、温度変化が少ない場所が良い)果実全体が黄色くなり、軸の周りがシワシワになってきたら食べごろです。冷蔵庫で冷やしてお召し上がり下さい。
8個〜11個入りです。
-商品説明-
奥羽山脈の麓、秋田県横手市よりおいしさ・新鮮さを限りなく求めて作り、完熟を待ってお客様にお届けいたしますので、りんご本来の味が楽しめます。
丹精こめて育てた自慢の「りんご」をぜひご賞味くださいませ。
ー葉取らず栽培ー
果実の旨味を最大限に引き出すのは葉取らず栽培だと私は確信しております。通常収穫から2週間前にりんごの葉をとり、太陽光を表面に当てます。するとリンゴは赤く色づきます。これは着色管理という工程で、主に市場出荷の為のものです。市場だと赤くないリンゴは売れません。リンゴは赤いものという固定観念が世間に浸透しきっている為です。
葉を取らずに収穫まで光合成を行った果実は、十分な旨味を蓄えます。自信を持って葉取らずリンゴを推奨します。
果実表面は、白く葉っぱの跡が残りますが、全て完熟のものをご用意します。りんごの完熟のサインはお尻の色で判断します。真っ赤なりんごが完熟というわけではないことをご理解下さい。(ちなみに黄色いリンゴは葉摘みをしません。)
さとう果樹園 ご挨拶
少量高品質の丁寧な栽培を心がけています。 小規模農家ならではの、隅々まで手入れが行き届いた果実を皆様に食べて頂けるよう、販売にも力をいれています。
生産者が見える農作物、それを意識することにより、「あなたが作っているから安心だ。」「あなたが作っているから買いに来た。」そう言っていただけるのが理想です。
ですが、まだまだそういったお客様は少なく、どうすればいいか作業しながら考える日々です。 栽培、営業、販売までこなさなければならないのが農業ですが、全て自分でやるからこそ 販売が終了した時の喜びは何にも代えがたいです。
畑に行くと、景色、虫や、匂いなど、五感でちょっとした感動を味わえることがあります。
普通の生活では気付けないこと、心を豊かにしてくれる農業に携われた事に感謝しています。
前職は都内のレストランで働いていましたが、お客様の食卓を豊かにしたいという気持ちは変わりません。
まだまだかけだしの若輩ものですが、祖父、曾祖父の指導のもと、祖母、曾祖母助けを借り、高品質な果実生産を目指します。
園地の方針
さとう果樹園では、園地に使用する農薬を、秋田県の指導より3割減らしています。
また、クローバーをたくさん生やしておくことにより、土中の窒素成分や水分を抱き込んで豊かな土壌を作っていきます。それは、たくさんの虫たちを育む土台となります。
例えば、8月というのはリンゴにとって天敵のハダニが増える季節です。それを抑えるためにこの時期には通常の農薬とは別に、ダニ用の殺虫剤を散布します。安心、安全なりんごをお届けするには最低限の農薬は必要な要素です。
2017年さとう果樹園では初めてダニ用殺虫剤を使わずに一年を終えました。農薬を減らすことを模索し続けてやっと一つ結果を出すことができました。草をできるだけ刈らずに、ハダニを捕食するカブリダニの数を増やして、ハダニの発生を抑えられたのです。
良い園地にはたくさんの虫や生き物がいます。これから先何十年と農地を維持していくことを考えた時、こういった農法は必要ではないかと思います。さとう果樹園は様々な生き物と共生し、生き物が彩る豊かな園地を目指し、お客様に少しでも安心、安全で豊かな園地を感じてもらえるようなリンゴを栽培しお届けしたいと考えています。
秋田県横手市 さとう果樹園 代表 佐藤 和也